ブログ食堂—粗食編


当店のメインメニューは「土鍋ご飯」!
主食が主役のちょっと変わった食堂で、店主とお客の四方山話が今夜もひっそりと繰り広げられます。

2009年6月7日日曜日

幕内秀夫さんとは

mi-ma(店主、以下m) 幕内秀夫さんって、粗食を提唱した第一人者なのね。

16PK(客、以下16) 粗食…?!
……そういえば、何年も前だけど、テレビのニュース番組かなにかで「粗食」という言葉は聞いた事があるなあ…。言葉から想像しちゃうと、何だか美味しくなさそうな感じなんですけど…。具体的にはどういうことなんでしょ?

m まぁ、一言で言ってみれば、戦前まであった日本古来の食事の事ね〜。ごはんにみそ汁、漬け物といった具合の。
幕内さんの言葉をそのまま借りると、現代病、すなわち、生活習慣病だの、アトピーだの、アレルギーだの、花粉症だの、様々な病気が日本で急増しちゃっているのは「戦後からの食生活が急激に変化した事」が原因の一つらしいのね〜

16 ああー、言われてみれば 私も毎年スギ花粉症がひどくてひどくて…。
でも、確かに戦後から急激にニッポンの食生活が変わったのだとは思いますけど…それとアレルギーや生活習慣病のつながりってどういう訳なんでしょうね…。私には栄養的にはとても豊かになって、むしろ健康に良い方向だとばかり思えるんですけど…。私、こう見えても、食事のバランスには気を遣ってきたつもりなんですけど…。

m うん、詳しい説明はまた後からにするけど、幕内さんはね、「粗食のすすめ」という本の中で、ここまで日本人の体がおかしくなってしまったことの理由として、3つ挙げてるんだ〜。

  1. お米を食べなくなったこと
  2. 食事が欧米化したこと
  3. 栄養素主義になったこと

16 え〜〜っ!!
それっ、自分にも心当たりが…

確かに、日本人が米を食べる量が減っていると実感できます。朝はパンって人も多いと思いますよ、ホント。それに、昼はサンドイッチ、夜はラーメン…。私はごはんは大好きなんですけど、いつだったか「ごはんよりも、おかずを多くしなさい」とか聞いたので、ごはんの量自体減らしていました。

でも、栄養素を考えて食事をとる事がなぜ良くないのでしょう?・・・ウーン、ちょ、ちょっと した……

m 実はさ〜、今偉そうにしてるけど、ぶっちゃげ、昔の私もそうだったんだ〜〜
つまり、私たち個人の問題を超えた「何らかの意図」があったとしか思えないの。まあ、そのことについては、また後でおいおい話していくね。

で、幕内さんは、このやばい食生活を改善するためには、とりあえず、これから言う「十ヶ条」を実践しなさいって言ってるの。


食生活改善の十ヶ条
  1. ごはんをきちんと食べる
  2. 発酵食品を常に食べる
  3. パンの常食はやめる
  4. 液体でカロリーを摂らない
  5. 未精製のごはんを食べる
  6. 副食は季節の野菜を中心に
  7. 動物性食品は魚介類を中心に
  8. 砂糖、油脂の摂り過ぎに注意を
  9. できる限り安全な食品を選ぶ
  10. 食事はゆっくりと、よくかんで
(「粗食のすすめ レシピ集」より)

ってわけで、
「とりあえず、ごはんをモリモリ食べなさい」というわけ。

そうすることで、体調は変わるものよ。確実に!!

2 件のコメント:

  1. 新しいブログ、いや、食堂は好調みたいですね☆
    麺好きなワタシにはちと耳が痛いけど、すっごく
    面白ーい!
    続きを楽しみにしています♪

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  2. yukiさん!いらっしゃいませ!
    早速のご訪問ありがとうございます!
    うちでは、ご覧の通り、ごはんを食べるだけでなく、ごはんにまつわる四方山話をだらだら展開してますので、今度、是非、遊びにいらしてください。
    あ、申し訳ありませんが、麺は出しておりません事、予めご了承いただけますようお願いいたします、笑!

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