mi-ma(店主、以下m) あ、そういえば、キミって“ヨーグルト信仰くん”だったよね? まだ食べてるの??
16PK(客、以下16) ……。また勝手に変な名前つけて…。ええ。さすがに、ごはんをモリモリ食べるようになってからはお腹いっぱいになっちゃって、ヨーグルト500 g 一気 とか、ドカ食いはしなくなりましたけど。でも、やっぱし、カルシウムのことを考えると不安になっちゃいますね〜〜。
m ふーん。じゃあ、もしや、そのカルシウム摂取のため、牛乳とか、飲んでたりするのですか???
因みにアタシはだめなんだ〜〜〜。生の牛乳とか飲むとすぐにゲリッちゃう。 ほら、日本の学校給食って必ず牛乳が一本でてたでしょ?ホント、あれ、嫌だった。アタシが飲まないと、保母さんとか先生とか怒っちゃってさ〜〜。大の大人がそんなみみっちいことで、ギャーギャー怒るなんて、みっともな〜〜って子供心に思っていたもんだ。
16 (!笑!)私は寧ろ、そんな女の子から牛乳もらっていました〜。
そういえば私の場合は、牛乳じゃなくて牛肉食べるとゲリるんですよ。
m へ〜〜〜!! そうなんだ!
16 はい。もう、飲み会会場が「焼肉屋」だと最悪!会場とトイレを行ったり来たり…。
m アハハハ!! そういえばアタシもステーキみたいな牛肉の固まりを一気に食べると、腕に謎の湿疹ができる。
16 えっ?ほんとですか?
m うん。痛くも痒くもないんだけどね。どうも、「お酒」と「肉」のコンビネーションのなせる技っぽいけど。
16 へぇ〜。女将さんは多分、取り入れた食物の影響が体にモロにでるタイプなんでしょうね。さっきの牛乳にしても、ラクトースだったっけ?を分解する酵素が少ない人は牛乳を吸収することができないって聞いた事ありますもの。それを聞いてから、私、牛乳を控えて、代わりにヨーグルトを食べるようになったんですよ。
m 1973年に発表されたコシアンらの研究ね。
16 え???
m 実は、
日本人をはじめとする有色人種のアジア、アフリカの人たちって
乳糖を分解するラクターゼ活性は 離乳期以降急激に低下するのね。
その活性がないと、牛乳のカルシウムなんて全然吸収されないんだけど、この
「都合の悪い科学的な事実」
は日本では明らかにされてないわけ。
16 何ぃ———?!?!
m で、その後、コシアンらの発表した「あらかじめ乳糖が分解されていれば、下痢も起こさないし、カルシウムも吸収される」という新たな研究結果を受けて、日本では乳糖分解牛乳だの、ヨーグルトだのが市場に出回るの。
16 …。じゃあ、その、少なくとも、乳糖分解牛乳とかヨーグルトとかは、体にいいんですよね?
m と、思うでしょ〜〜? ところがどっこい、1970年、科学誌「サイエンス」に
「ヨーグルトを与えたラットがすべて白内障になった」という論文がでちゃうわけよ。
16 ええええ?!?!?????
m 乳糖はガラクトースとグルコースに分解されるんだけど、このガラクトースが血流にのって目の水晶体に沈殿し、白内障となるらしいの。牛乳を習慣的に飲んでいる白人には、このガラクトースを処理するガラクトキナーゼの活性が高いらしくって、白内障への影響は少ないらしいんだけれど、アタシたち日本人にはそのガラクトキナーゼ活性がほとんどないって話。
16 こわ…。
m 一番腹立たしいのは、私たちが生まれるずっと前から「牛乳は日本人の体に合わないってことが科学的に証明されていた」はずなのに、この事実がずっと日本人の前に明らかにされていなかったということ!
あ〜〜〜!!むかっ腹がたつわ〜〜!!!
・・・あ、ご飯もう一杯食べる??
16 (女将さんもこわ…)
にほんブログ村
↑
「えええっ!??」と16PKと共に驚いてしまった方、クリックお願いします!
「えぇぇぇっ!!!」と驚いて、思わずコメント書いてます。
返信削除ヨーグルトも、日本人の体質に合わないとは!!?
私もヨーグルト500g食い、やったことあります・・・。
うーーん・・・。
知らないって怖いなー。
でも、知った上で何を選択するか
決めるのは、むずかしいと
思ってしまいました・・・。
次回も、楽しみにしてますね☆
初めてコメントさせていただきます
返信削除たまたま、私自身が今、ホリスティック医療を受けてまして
食がどれほど大事かを痛感しています
日本人はカルシウムが足りないといわれてますが
多いと言われている牛乳を摂っても関係ないと聞いています
日本人には日本食が一番合うことを
いつまでたっても言ってくれないのは何でなんでしょうね。。
yukiさん!いらっしゃい!
返信削除そう、私も「えぇぇぇぇぇっ!!!ヨーグルトもかい!!」ってびっくりしました。
因みに、この情報は、島田彰夫教授が書かれた「食とからだのエコロジー」(農文協)からのものです。
この本を読むと、私たちの体はヒトであると同時に、長い長い歴史と文化に育まれた「日本人」としての「体」なんだということを痛感させられます。
そして日本人の体には、やっぱり、というか、当たり前というか、「日本食」が一番いいんですよね。
とてもおススメの本です。
ねぇママさん、いらっしゃいませ!
返信削除本当にもう、まったくです!!
恐らく、経済至上主義のこの国では、「食」においても、「産学官」一丸となって「産業の育成」を第一優先事項に挙げている結果、「何も誰も言わない」のではないでしょうか?
島田教授も、その本の中で以下のように述べています。
「乳牛関係者は十分にわかっていたのであろうが、それを公表することによって日本人の健康が損なわれるよりも、会社の業績が低下することを恐れたのであろう」